2012-11-25
何を隠そう、僕は大林宣彦ファンでした。
「青春デンデケデケデケ」(1992年)は大好きで、すぐに原作も買いましたが、直木賞受賞した原作よりも映画のほうが良かった、数少ない例のひとつです。
「天国にいちばん近い島」(1984年)も、「あした」(1995年)も、テレビで放映された「ふたり」も、好きでした。
しかし、なんと言ってもきっかけは、「時をかける少女」です。
尾道の風景や高校生たちの瑞々しい感情を描いた作品ですが、叙情性あふれる演出は、いま見ても素敵だと思います。ちなみに、原田知世が演じる主人公はじめ、若者たちは実は言葉遣いも丁寧で、好感がもてるものでした。
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