ガルガンチュワとパンタグリュエル
2006-10-23


大昔のスーファミのゲーム「第3次スーパーロボット大戦」を、5歳の息子が最近やっています(半分親父がやっているようなもんですが)。
 マジンガーZ、ダイターン3やライディーンは完璧に覚えたが、幼稚園でお友達に言っても、誰も知らないようです。
 当然至極のことかも知れませんが。

 ゲームに脇役ロボットとして、ガルガンチュワと、その強化型のパンタグリュエルが登場しています。ガルガンチュワはコン・バトラーVにゲスト出演していたようですが、パンタグリュエルは出所不明です。あまり使えないキャラですが、ユニークな名前が気になっていました。

 ところで、まったく偶然ですが、「世界の幻想文学」を読んでいたら、出てきたんです。
 ロボットじゃないですが、「ガルガンチュワとパンタグリュエル物語」が、ありました。フランソワ・ラブレーという16世紀の人が書いた幻想文学の名作とのことですが、物を知らない中年としては、書名も作者も、失礼ながら、まったくもって聞いたことがなかったんです。
 解説によると、ガルガンチュワは伝説中の巨人で、息子のパンタグリュエルは伝説中の小悪魔だそうです。知っている人なら先刻承知でしょうが、ガイドラインを読むと、これがとてもじゃないけど、荒唐無稽なストーリーでした。どうもこの時代の欧州には、自由奔放というか、悪く言えば作者の頭がおかしいじゃないか、と思われるような小説がたくさん残っています。

 でも、こういうのは必ずしも嫌いではないので、機会があれば、読んでみてもいいかなと思いました。
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