2006-10-01
ディープインパクトが遠征する凱旋門賞に話題を奪われていますが、スプリンターズステークスは国際G1昇格に相応しく、海外からの遠征馬が増え、おもしろいレースとなっています。
一方、確かに確かに多士済々ではありますが、馬番順に検討していくと、どうもどの馬も明白なウィークポイントがあり、軸馬さえなかなか決めにくい状況です。
1 ビーナスライン
末足は強烈でも夏馬のイメージが強く、秋の気配が深まりつづあるG1で、はたして勝ち負けは可能かは未知数です。
2 タガノバスティーユ
勲章はファルコンステークス勝ちですが、そのレースの上位入線馬は後の成績も惨憺たるもので、当馬も現時点ではレベル的に疑問が残るような気がします。
3 レザーク
一般的に時計勝負が心配だと言われていますが、調教の感じから、こなせるイメージはあります。もちろん長距離遠征で、仕上がり状態で一番の鍵で、そのへんに疑問は残ります。
4 メイショウボーラー
去年のフェブラリーSでG1ホースになった以降、すっかりスランプに入っています。状態的に上向きの感じはしますが、展開的に向いていると言い難いし、本命まではさすがに推しづらいです。
5 シーイズトウショウ
ここ一年、日本で一番安定した走りを見せているスプリンターはこの馬でしょう。但し、恐らくサマースプリントシリーズに目標を絞って、ピークは前走のセントウルステークスだったかも知れません。
6 ゴールデンキャスト
2年連続勝っていたセントウルステークス、今年は8着に完敗。その後2年連続着外だったスプリンターS、今年はどうでしょうか?厳しいと言わざるを得ません?
7 オレハマッテルゼ
春のスプリント王ですが、実は6ハロン戦はその高松宮記念だけです。もちろん中山の1200は初出走となり、実績を見ても左周りがよりよい結果を残しています。まあ、実績等から、日本馬のなかでは大将格に近いですが。
8 キーンランドスワン
近走は2桁直順がほとんど、さすが7歳になって衰えは隠せません。
9 ベンバウン
外国馬のなかでは一番実績がない馬です。こういうのはいつも、却って怖いですが、この馬に限っては、映像で見た限り、そのようなイメージも沸きません。
10 ブルーショットガン
こちらも7歳。コンスタントに頑張っていますが、G1馬というイメージはまるでないですね。
11 タマモホットプレイ
むら駆けのイメージが濃い馬です。ここまで重賞2つを含めて5勝をあげているが、23戦中掲示板をはずす回数が14もあります。一発はあるかも知れませんが、安定性にかけているのはなんとも。
12 シンボリエスケープ
持ち時計がないのは欠点ですが、日本馬で最高連対率を誇っているのはこの馬(0.625)です。
13 テイクオーバーターゲット
前走で力があるところは見せました。但し、日本に滞在しての2走目は、
いままでに案外良績がなく、調整状態がかぎだと言えます。
14 サイレントウィットネス
香港の英雄も今年は未勝利だそうです。但し底力があるのはすでに証明済み。なにより、この条件は実際去年で走ったし、陣営にもノウハウがあると思われます、調整の状況から見て、連覇の期待は可能だと考えます。
15 ステキシンスケクン
3歳馬はタガノバスティーユとこの馬だけで、実績はこちらが上でしょう。但し今回はマークはきつくなりそうで、展開利はなかなか望めません。
16 チアフルスマイル
イメージは地味でもレースぶりは豪快。短距離戦では安定した差し足を見せています。底力の勝負となるとどうでしょうが、各馬になんらかの懸念があるなか、この6歳牝馬にもチャンスがあるかも知れません。
結論:
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