2011-02-21
説明や説得しようとする努力が大きく欠如している短歌や俳句は、詠嘆のみを楽しみ、その共感のみを期待しています。良いか悪いかではないし、線を引いて二分できるほど単純でないのも承知しています。ですが、広い大陸的な文学と比較すれば、言わずともの部分が強く、かなり海島的な、家族的な、同人的な文学だと思えてしまいます。
家族的な場において、他の力との均衡や支配を考える政治の問題は野暮な課題、同族的な信頼をかえって傷つける話になってしまうのも、なんとなく納得してしまいました。
セ記事を書く
セコメントをする