禺画像]
.
ひとつなぎの大秘宝とは何か、どこに隠されているのでしょうか?
「ONE PIECE(ワンピース) GREEN」(ジャンプコミックス、尾田栄一郎)を読みながら、考えてみました。
大いなる夢を胸に、偉大なる航路(グランドライン)を発った麦わらのルフィ一味でしたが、求める大秘宝は、果たして本当にグランドラインの終点ラフテルにあるのでしょうか?
この地名を物語に登場させた以上、ルフィたちは、いつかはラフテルに到達するはずです。しかし秘宝は本当に噂通り、風説通り、航路の終点・ラフテルにあるのでしょうか?一筋縄に行かないのがこのストーリーの常道です。
グランドラインの入り口で、無数の海賊たちが偉大なる航路に入ることを見送ったクロッカスは、かつて海賊王ロジャーの元主治医、そして最後の航海をともにした乗組員でした。
「あいつらは…、我々の待ち望んだ海賊達だろうか?なんとも不思議な空気を持つ男だ。なァ…、ロジャーよ」
ロジャーの旧知であるクロッカスが、ワンピースについてなにかを知っているのではないでしょうか?
偉大な海を唯一制覇した海賊王のクルーが、もし新大陸を発見しただけでなく、地球を一周してやがてグランドライン入り口の双子岬に戻っていたなら、ひとつなぎの大秘宝の謎がそこに隠されても不思議ではないかも?
そして、そもそも「ひとつなぎ」とは何を意味しますか?
世界政府や五老星がひたすら隠そうとしている空白の百年とは、なんらかの関係があるかも知れません。
空白の百年に起きていたある忌まわしい出来事によって、古代都市シャンドラが滅亡したようです。ばらばらに分裂した4つの海と民を、再びひとつ(ワンピース)に繋ぐことができるのが、かつて海賊王が手にした大秘宝の正体なのかも知れません。
ロジャーに関わった者は徹底的に刑に処されたが、やがてDの意志を受け継ぐルフィと麦わらの一味が、ふたたびワンピースを手にし、そしてすべての謎を解明してくれる、その展開をとても楽しみにしています。
セコメントをする