数学の抽象的な概念や記号を、いきなり子供に理解させるのは容易ではありません。
割り算を教えるときにキャンディを兄弟たちに分け与えたり、分数を教えるときはリンゴやピザを切ったりします。具体例を用いて教えるのは当たり前のように思われてきました。
しかし、です。
ちょっと古い記事ですが、身近な具体例の利用は数学学習の助けにならない、と書かれたものを見かけました。
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「学んだことを試すテストには文章題が優れた手段となるが、教えるための手段としては有用とはいえない」ともあります。
どうでしょうね。
具体例の助けを借りて失敗するのは、深い思索をせず、簡単にわかったように思い込んだ結果ではないかとも思えます。難しい概念を真に理解するためには、やはりそれなり苦労して模索、、咀嚼する必要があるのでしょう。
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