【レース回顧】2008天皇賞・秋
2008-11-04


遅くなりましたが、今年の秋天は歴史に残る、血も沸き立つ名勝負となりました。

 名勝負にはスターが必要です。天高く、煌くスターたちがターフに戻ってきました。
 休み明けに初コース、悪条件を意に介せず、厳しいペースを自ら刻んでゆくダイワスカーレット。
 もはや宿命のライバルに負けまい、負けられないと、渾身の差しを見せたウオッカ。
 2頭の先輩牝馬の間に挟まれ、懸命に勝負を挑む新時代の旗手ディープスカイ。
 追い込みにかけた古豪のカンパニーやエアシェディ。
 主役、脇役がそれぞれ光り、好時計にも裏付けられたすばらしいレースとなりました。乗る人は惜敗に切歯扼腕しているのもいるかも知れませんが、見る人はさぞ満足したのでしょう。

 ジャパンカップや有馬記念には、メイショウサムソンも帰って来るし、マツリダゴッホもでんと構えているでしょうし、新興勢力のオウケンブルースリも出るかも知れません。
 夢は現在進行形。楽しくない、はずがないです。
[競馬予想・レース回顧]

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