【レース予想】2008宝塚記念
2008-06-28


あなたの、そして私の夢が走ります、という杉本アナの実況でお馴染みの宝塚記念は、今年も本格的な暑気とともにやってきました。

 昨年は海外遠征帰りのアドマイヤムーンがメイショウサムソンを抑えて、国内G1初勝利を勝ち得たが、今年はどうなるのでしょうか?
 春の天皇賞を制したニューヒーローのアドマイヤジュピタと、安田記念で胸のすくような復活劇を見せたウオッカが出走せず。カワカミプリンセスも直前に筋肉痛を発症して回避したので、去年よりメンバーが手薄に見えるのは、致し方ないところです。

 そうなると、実績で圧倒しそうなのが、メイショウサムソンですね。
 有馬記念は5着から8着に、大阪杯は1着から6着、天皇賞・春は1着から2着と、同じローテーションを辿っていて、着順が1年前よりいくらか悪くなっています。3歳クラシックで春の2冠を取ったぐらいの馬で、都合2年半も最激戦区で走り続け、故障らしい故障もなく、23戦4勝、G1を4勝もしたそのタフネスさには、頭が下がります。
 但し、さすがに精神的な疲れは見え隠れします。前走で見せたパフォーマンスは相変わらず力強そうですが、多少成績が落ちてきたことも加味して、無視するわけには行かないですが、本命には押したくないです。

 王者メイショウサムソンに挑戦状を叩きつけるのは、ダービーを牝馬のウオッカに勝たれて、低レベルだと言われ続けてきた4歳牡馬の代表たち。すなわち、菊花賞馬のアサクサキングス、2着のアルナスライン、その菊花賞で1番人気3着になったロックドゥカンブ、そしてダービーでウオッカ、アサクサキングスに次ぐ3着に入ったアドマイヤオーラです。
 そろそろ世代交代があると、期待も込めて、本命はアルナスラインにします。
 むろんアサクサキングスあたりも能力的には紙一重で、流れひとつで着順が変わるような気がしますが、アルナスラインのほうは出走数が少なく、今回が今期初G1で消耗度が低いことも、プラスには働くと考えます。


◎ アルナスライン
○ アサクサキングス
▲ メイショウサムソン
△ ロックドゥカンブ
△ アドマイヤオーラ
△ カンパニー
[競馬予想・レース回顧]

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