2006-11-09
鄭愁予詩集「夢土上」から、有名な傑作を2首写します。
手元にあるのは選集で、ほかの詩集からも数多く収録されています。
後期の「燕雲集」とかも洗練されていて良いですが、やはり「夢土上」の頃は、氏の絶頂期だと思います。美しすぎます。
<< 錯誤 >>
我打江南走過
那等在季節裏的容顔如蓮花的開落
東風不來, 三月的柳絮不飛
〓底心如小小的寂寞的城
恰若青石的街道向晩
跫音不響, 三月的春帷不掲
〓底心如小小的窗扉緊掩
我達達的馬蹄是美麗的錯誤
我不是歸人, 是個過客......
<< 偈 >>
不再流浪了, 我不願作空間的歌者,
寧願是時間的石人。
然而, 我又是宇宙的遊子,
地球〓不需留我。
這土地我一方來,
將八方離去。
適当に訳もつけようも思ったんですが、とても僕には手に負えません。
「心如小小的寂寞的城」はかろうじてなんとなるとして、「恰若青石的街道向晩」のような配置はどうしようもない。「向晩的青石街道」じゃ比べられまないですもの。
「達達的馬蹄」とかもね。
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