コメント(全5件)
1〓5件を表示
蓮 ― 2013-01-22 19:11
橋本夢道。今まで知りませんでした。
“うごけば、寒い”尾崎放哉の“咳をしても一人”の句が浮かんできました。
「寒い」と語る相手がある(と思える)ぶん、ひとりで自分の咳を聞くしかないのにくらべると暖かい感じがします。
蓮さん、こんにちは。
寒い、と語った相手はやはり自分自身のようで、同じ獄中句に「どすんと冬のが暮れ一人の獄は一人なり」というにもあります。
「咳をしても一人」は知りませんでした。しかし、同じ荻原井泉水の門下生にして、尾崎放哉や種田山頭火と違って、夢道には放浪のイメージがなく、ほぼ40年間東京月島に定住し、まじめに生活していたようです。
「南方週末」の件を聞いていて思い出したのは20何年前の「世界経済導報」です。
「悪事は短期間に徹底的になすべし」、江沢民のことがあまり好きではないが、言論統制と言論弾圧にかけては中々の才能だったと言えるかもしれませんね。
日本もこういう時代があったんですね。不勉強にも何も知りませんでした。
しかし歴史上言論弾圧の数々を見ていると、ふっと宋の時代を思い出しました。蘇軾が投獄されて一時きわどかったようだけれど、言論で誅殺、ということがほとんどなかったと聞いています。あの時代にしては褒めるべきかもしれませんね。
塵さん、こんばんは。
蘇軾の話は、僕は不勉強で詳しくは知りません。但し宋太宗の「不以言罪人」の原則も、後世になってだいぶ怪しくなった、ということでしょうね。
日本にもむろん言論弾圧の激しい時代がありました。意外とその時代にいたら、耳目が塞がれてしまい、よほどの炯眼を持っていないと、真実を見分けられなくなってしまうかも知れません。
ピント外れの話になりますが、我が家はこたつがありません。こたつに足を埋めてみかんを食べながら本を読むというスタイル、一度やってみたいですね。
先日、NHKの朝7時のニュースにこたつ特集を組んでいましたが、なんでも戦前のこたつは足を入れることが出来ず、天板もついていなかったとか。さざえさんの漫画にも昔のこたつが登場しているらしいです。
理想としているのは、みんなでこたつを囲んでみかんを食べていたら、障子の外に雪がしんしんと降って、「雪やこんこあられやこんこ、降っても降ってもまだ降り止まぬ」とみんなで手拍子で歌って。そういう絵を想像しますが、はまり過ぎなのかしら。
セ記事を書く