水の洞窟、その1

コメント(全2件)
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花うさぎ ― 2010-08-08 09:42
アイルランドだのケルトだのといえば、最近、ローズマリー・サトクリフの「トリスタンとイズ-」を読みました。
フィン・マクールとは、はじめて聞きましたが、神話ということならば、時代設定がずっと前なのでしょうか。

エクスカリバ-みたいないわく付きの険だとか、秘薬、竜、魔女、種々の薬草、怪人、巨人、予言による巡り合わせだとか、惹かれるものがありますね。

今年の夏の読書はそっち方面で行こうと思います。
T.Fujimoto ― 2010-08-08 23:43
花うさぎさん、こんばんは。ローズマリー・サトクリフは... えっと、調べてみます (笑)

トリスタンとイゾルデの話なら、僕だとまず思い出すのはワーグナーですが、アイルランド神話では、ディアドラとノイシュの悲恋が相当するかも知れません。ついてに言えば、ランスロット、グウィネヴィア、アーサー王の関係なら、フィアナ神話のディルムッド、グラーニャ、フィン・マクールの関係がぴったり該当します。
これは僕が適当に言っているわけではなく、大昔に買った井村君江の著書に書いてありますが、アーサー王と円卓の騎士の姿は、アルスター神話とフィアナ騎士団の話を理想化、宮廷化、洗練した姿に思えるそうです。
斯界の研究家がこうも書きました「魔剣エクスキャリバーも、ク・ホリンの魔の槍ゲイ・ボルグやルーの魔剣と関係ないとは言えません」、と。

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