Fjimotoさんと花うさぎさんのおかげでまたひとつ開眼しました。
なるほど、喝西北風は古典だったのですね。ただの俗語だと見くびってはいけませんでしたね。
出典は呉敬梓の『儒林外史』第四十一回:“叫我men管山吃山,管水吃水,都象〓這一毛不拔,我men喝西北風”だそうです。
手元にある本なのに、知りませんでした。
なぜ西北風なのかについて、こんなのがありましたので、参考になります。
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中国語に「飢寒交迫」や、「朱門朱肉臭、路有凍死骨」などがあるのみならず、日本語にも「懐が寒い」という表現があるように、経済的な困窮と「寒い」は直結する傾向があるのですね。
おっと、やはり灯油売りはかけがえのない大切な存在です。